推進員派遣報告
- 実施日
- 2022年5月25日
- 研修会
- 奥州市環境学習事業 「奥州市のSDGsの取り組みに関わる学習会」
- テーマ
- 奥州市版SDGsに関する学習会
- 推進員
- 花澤 淳
- 主催者
- 奥州市生活環境課(協和学院水沢第一高等学校))
- 対象
- 1学年140名、教諭4名程度
- 地域
- 奥州市
- 内容
- THE SDGs に関する学習会としてアクションカードゲームクロス体験を実施 した。ゲームは 6~7 人で 1 グループとし、全 22 グループを他の推進員1名 と主催者側2名の計 4 名でサポートしてゲーム中にアドバイスを行い、ゲー ム後には 2 グループからアクションを発表してもらった。
- 推進員より
- ・時間が 50 分と短いなかでの講演とゲーム 1 回のプログラムであり、ゲームのチュートリアル説明に十分な時間を割くことができなかったが、担当した全てのグループで、トレードオフの課題を解決するところまで到達できていた。前回の 2 年生を対象とした同講座の経験を踏まえ、ゲームの仕方をデモンストレーションしたのが効果的だったと思われる。 ・グループでまとまったアクションを発表してもらったが、グループの考えをまとめて発表することに慣れていないせいか、四苦八苦しているようであった。今後 SDHGs の社会課題解決に取り組んでいくにあたり、「情報を発信して仲間やフォロワーを集めていく」ことが非常に重要であることを考慮すると、「自分の主張を明確にわかりやすく相手に伝えるためのコミュニケーションスキル」を磨く機会が高校生にも必要だと感じた。なお、アクションのアイデア自体は独創性に富むものであり、夢のある楽しいものであった。
- 主催者より
- 生徒の掲げたテーマ「自分たちの誇れる奥州市」に合わせ、SDGsの目標である住み続けられるまちづくりをとりあげて若生氏が講義。事前に学校からいただいた資料の中から「つながる」「深掘り」の視点で、地域の魅力を発見するため、自分たちの困っていること、気になること、面白いこと、できること、を考えてみようと投げかけていた。自分の経験を例に、食に関する視点から、地域の高齢化による伝統食の保存と活用の仕方を課題にしていることなどを紹介した。 SDGsカードゲームⅩの体験方法を市職員の大内と花澤氏が説明、解説をした。職員が実際にカードを使った模範例を見せて、生徒が回答する際に自分の持っているリソース(資源)と仲間のリソース(資源)を繋げていって、物語を作れるように指導した。
トピックス
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