推進員派遣報告
- 実施日
- 2021年5月17日
- 研修会
- 総合的な探求の時間「宮校ゼミⅡ」SDGs講演会
- テーマ
- SDGs
- 推進員
- 花澤 淳
- 主催者
- 岩手県立宮古高等学校
- 対象
- 2学年生徒148名 教諭10名 合計158名
- 地域
- 宮古市
- 内容
- SDGs について生徒の理解を深めることを目的とし、カードゲーム“クロス”を活用した SDGs 学習のファシリテートを行った。 学習は6・7校時の 1 時間 45 分を利用し、地球温暖化防止活動推進センターで作成したスケジュールに従って、25 分の動画視聴と 15 分×2 回のゲーム実施、そして 20 分のグループ発表を実施し、その中でゲームのルールの解説とゲーム中のアドバイスを行った。
- 推進員より
- カードゲームは好評で、ゲーム中は笑い声も多く、学生が楽しんで SDGs を考えることができていた点は、SDGs の最初の一歩という観点からは非常に良かった。ただ、カードゲームを通して我々が伝えたかったことが学生に伝わったかどうかは疑問に感じる部分もある。というのも、多くのグループでリソースカードをイベントカードもしくはプロフィールカードとして使っており、人生ゲームのような感を受けた(ex.“本”を読む,“温泉”に入る,Aさんは“農家”になった)。アイデアを否定しないといったルール上、これらの使用法を否定することはできないが、本ゲームで伝えたい ことが“社会課題の解決にあたって一人の持つリソースではできることが限られているが、仲間(の持つリソース)と協力すれば解決できる”ということにあると推測すると、リソースカードはあくまで“配られた個人だけが持つ資源”として活用すべきであったのではないかと思われるが、そこまで制限すると楽しく取り組めなくなるのかもしれないとも思われ、判断に悩むところである。いずれにせよ、“カードを集めてストーリーを作る遊び”で終わってしまわないような工夫が必要と感じた。
- 主催者より
- Cクラスを担当していただき総合的な探求の時間におけるテーマSDGSに設定し、どんなゴールやターゲットがあり、どのようなアプローチができるかを考えさせる機会になりました。
トピックス
- (2022.3.17)検索機能不具合が発生しております。ご迷惑をお掛けして申し訳ございません。
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