推進員派遣報告
- 実施日
- 2020年2月 6日
- 研修会
- 環境マネジメントスキルアップセミナー
- テーマ
- 事業所における省エネ活動のポイント
- 推進員
- 花澤 淳
- 主催者
- 岩手県環境生活部環境生活企画室
- 対象
- 県内事業者41名
- 地域
- 盛岡市
- 内容
- 県内事業所における省エネ等の環境マネジメントを推進する人材育成強化を目的とする「環境マネジメントスキルアップセミナー」において、事業所における省エネ活動のグループ討議(改善案の検討)時に下記のアドバイスを行った。 ・環境分野に関する知識が少ないことは積極行動を妨げるものではない(分野が広いので、自分が得意なことが必ず活かせるところがある)。 ・対策の効果の大きさに優先順位をつけ、効果の大きなものから取り組む。 ・対策時は使用機器・部門業務・会社経営といった各レベルにおいて“時間的影響(過去~現在~数十年後)”と“空間的影響(作業範囲、商圏、波及効果等)”を意識して検討する必要がある。 ・対策に要する経営資源として“ヒト”が特に重要なので、トップマネジメントがどうか(今回は素晴らしい)、スタッフ環境がどうか(今回は家族経営)といったことを勘案することが重要。 ・経営理念も加味し、現在にビジネス形態に囚われない対策を考えるべき。 ・社員の意識改善は、社内から変えるのが難しければ社外(顧客)から間接的に変えることもできる(例:“ブランド力向上による会社のエコイメージアップ”と“顧客とのコミュニケーションの強化”によって、顧客の声から社員意識を変える)。 ・この場かぎりでなく、このグループの繋がりを各社で活かしてほしい。
- 推進員より
- ・参加者の環境知識によって発言者が偏らないように留意した。 ・環境対策の概念を広げられるよう、様々な角度から助言を心がけた。 ・参加者の議論が活発だったのは良かった。 ・与えられた討議時間内では参加者の意識を変えるところまで辿り着かなかったため、基調講演の段階から、環境関連知識量の向上に拘らないスキルアップのセミナーになるよう期待したい。
- 主催者より
- 推進員には、グループ討議のアドバイザーとして1人ずつ各グループに入っていただき、討議が円滑に進むよう、サポートしていただいた。 各グループの発表内容に対しては、専門的な視点から様々ご意見・助言等をいただいた。
トピックス
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