推進員派遣報告
- 実施日
- 2017年1月23日
- 研修会
- 自力林業研修会
- テーマ
- 自力林業で地球温暖化対策
- 推進員
- 佐藤 哲朗
- 主催者
- くちない美しい里山づくり協議会
- 対象
- 山林所有者住民・市民
- 地域
- 北上市
- 内容
- ・森林管理の伐出材全量を即時燃焼すると近未来のCO2増をもたらし、温暖化促進につながるため、伐出材は出来るだけCO2固定であるマテリアル使用の部分を増やすことが賢明。ゆえに建築材志向を高めねば持続が難しい「自力林業」は温暖化抑制の山林管理の一方法である。 ・当地区は市内民有林の1/4を占める森林資源地域ゆえ地区再生には山林関係業の増加が欠かせないはず。 ・今日の地方地域の衰退の一因は、次世代に対して家業継承を望む親が少ない家庭教育やサラリーマン化第一の入社入庁偏重の公教育、キー局地域の情報満載のマスコミ等、地域離れ感覚強要の雰囲気と圧力増大にも求められる。 ・地域再生は、希薄化した家業継承の意識や家訓の甦りに向け、現在の地域における自営業モデルを稼働させ、見せることにある。 ・当地域の木材市場・林産業は原木不足の状況で、材価も上がり気配で林業創業の市場条件が生れつつある。 ・以上を受けて、今後のどんな木材需要変動にも対応可能な目指すべき針・広葉樹の山林の姿とその仕立て方、また小規模山林所有者も続けられる低コストの「自力の道づくり林業」と原木売買法、そしてこれら事業の起業の初期費用を支援する補助制度などを解説した。
- 推進員より
- ・時間が押して最後の方は少し端折ったが、それでも自分の話で1時間半以上を使った。本気で事業参画する人を対象にする場合は、最低2時間は十分必要と思われる。 ・概ね「自力」や「道付け」に関心ある山林所有者が出席されたようで、「森林多面的機能発揮交付金」の参加・脱退の経験者から質問もあったが、この「自力の道づくり林業」の実現には半信半疑の状態で終わったような感があり、力不足であった。 ・「自力の道づくり林業」チーム設立を問い掛けたが、その成果の可否を今後注目したい。
- 主催者より
- 地球温暖化対策 にお ける山林 の機能 のほか、山林所有者が自分の 山に 手をかけていくために 作業道づくりの必要性や 、木材 販売市況、活用できる 交付金 交付金 についての についての についての 話をしていただきました。 市内外 の参加者 参加者 があ り、 熱心 に話を聞いてい ました。
トピックス
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