●推進員派遣報告
- 実施日
- 2011年12月11日
- 研修会
- 2011ワンワールドフェスタinのだ
- テーマ
- 食から考える環境と健康の話について
- 推進員
- 粒針 文子
- 主催者
- 公益財団法人岩手県国際交流協会
- 対象
- 一般県民
- 地域
- 野田村
- 内容
- 大災害に見舞われた年に大きな被害を受けた野田村から岩手ならではの「食と健康」を中心とした環境をめぐるさまざまな問題を一緒に考えるテーマで講演を行いました。ドイツから日本に来ているマルクスさんとの共同講座だったので、放射能や再生可能エネルギーについてマルクスさんがお話をした後を受けて、食べものの汚染を懸念すること、時代とともに変わる環境問題とどうつきあいながら健康を維持していくかを、曖昧な感覚で見過ごしやすい「健康を守る基本のこと」を普段の生活の中でできる視点からお話しました。頭でわかっていても実践できないことはたくさんありますが、決して実践できないわけではありません。その気づきの素を発見する喜びが生まれれば、自然と講座の中で笑いが生まれます。一緒に考える基本のこと、それができること、すぐにやったほうが誰のためにもいいことならば、必ず続けられるということをお伝えしました。
- 推進員より
- 私自身が楽しくお話をするより、楽しく聴いていただく、あるいは話に参加してもらうための何か、ということをいつも試みています。寒い冬に入り、座りっぱなしでただ聴いていただくよりも参加された方がひとりでも多く、自分でも誰かにすぐに何かを伝えられるんだという内容を心がければ、環境問題の多くは改善されるはずです。津波と震災で被害を受けた方たちにとって大事なのは学者の研究結果ではなく、明日につながる今日できること、です。岩手はもっともっといろんな、世界に発信できる環境をテーマにした活動ができる場所のはずではないかと思っています。
- 主催者より
トピックス
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