2023年1月号 もくじ
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1.「環境学習交流センター」からのお知らせ
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◆環境学習講座
炭で灯りをつけよう!
炭を電池のように使ってLEDをともす発電キットづくりのごあんない
アルミホイルと炭、紙、水、はりがねでLEDが点灯します!
ときどき水をさせば何日か、ともります。
環境にやさしい炭発電キットをつくってみましょう。
- 日 時:
- 1月14日(土)13:30~15:00
- 会 場:
- 環境学習交流センター
- 参加費:
- 無料・要申し込み
- 定 員:
- 20名(先着順)小学生3年生以上
- 講 師:
- 佐藤清忠氏(特定非営利活動法人環境パートナーシップいわて 理事)
お申込み・お問い合わせ
環境学習交流センター
〒 020-0045盛岡市盛岡駅西通1-7-1 アイーナ5F
TEL 019-606-1752 FAX 019-606-1753 Email eco@aiina.jp
◆センター展示情報
The first penguin to the smart country
~子どもたちに輝く未来を~(株式会社小田島組)
BE A SMART COUNTRY
小田島組ではワクワクドキドキできる未来をつくるため、スマートカントリー(かっこいい田舎)の実現を目指し、様々な取り組みを行っています。これらを通じて子ども達が『地域の未来に夢を持つ』ことを期待しています。
- 日 時:
- 12月1日(木)~1月31日(火)9:00~19:00
- 会 場:
- 環境学習交流センター
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2.県内各市町村のごみ排出量(速報値) ~10月分~
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岩手県では、県内33市町村におけるごみの排出状況を毎月調査し、県公式ホームページ等で公表する取組を行っています。
このたび、令和4年10月分のごみ排出量(速報値)を取りまとめましたのでお知らせします。
1.令和4年10月分実績
- (1)ごみ排出量
- ○ごみ総排出量・・・・・32,368t(前年度同月32,315t)
○生活系ごみ排出量・・・22,172t(前年度同月22,002t)
○家庭系ごみ排出量・・・19,176t(前年度同月18,946t)
○事業系ごみ排出量・・・10,197t(前年度同月10,313t)
- (2)一人1日当たり排出量
- ○一人1日当たりごみ排出量
・・・876g(前年度同月862g)
○生活系ごみ一人1日当たり排出量
・・・ 600g(前年度同月587g)
○家庭系ごみ一人1日当たり排出量
・・・ 519g(前年度同月506g)(目標値:465g/日)※県民計画・循環計画
○事業系ごみ一人1日当たり排出量
・・・ 276g(前年度同月275g)(目標値:271g/日)※循環計画
- (3)ごみ総排出量に占める資源ごみの割合・・・ 13.5%
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3.環境保健研究センター新着情報
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「岩手県環境保健研究センター」では、県民の皆様の健康といわての環境を守るため、健康・環境に関する科学的・技術的拠点として、次のような業務に取り組んでいます。
○ 県民の皆様の健康や環境に被害のおそれがある場合の対応
○ 健康と環境を守るための試験検査・監視測定
○ 行政の課題に対応した調査研究
○ 技術支援・情報発信・研修指導
「いわてまるごと科学・情報館」に出展しました!
令和4年12月16日(金)・17日(土)にビッグルーフ滝沢で開催された「いわてまるごと科学・情報館」に出展しました。当センターでは、「海洋プラスチックごみ実態調査」及び「水生生物調査」に関する展示を行いました。
近年、世界的な課題として認識されている海洋プラスチックごみ問題は、その広大な範囲とプラスチックの膨大な流通量から実態はいまだ明らかになっていません。本県でも、海岸漂着物の実態把握などが進められていますが、マイクロプラスチック(5mm以下のプラスチック粒子)の調査事例はまだわずかです。当センターでは、令和3年度より、海洋漂流マイクロプラスチックの実態把握のための調査を実施しています。
展示では、令和3年度の調査で実際に採取したマイクロプラスチックを展示し、来場者の方々にご覧いただきました。小学校高学年くらいになると、学校等で学習し知っているお子様も多く、「プラスチックを魚が食べちゃうんだよね。」などと、お話ししてくれました。また、プラスチックや小さな生き物(カニの幼生、エビ等)を顕微鏡で観察する体験もしていただきました。
プラスチックは自然の力では完全に分解されにくく、中でも、細かくなったプラスチックは回収するのはほぼ不可能といわれています。岩手の海ひいては世界の海を守るために、ポイ捨てしない、捨てられているゴミは拾う等、身近なところから取り組んでいくことが大切なことをお伝えしました。
「水生生物調査」は、川に住む生き物を採集し、その種類を調べることで水質(水のよごれの程度)を判定する調査です。環境省が主催し全国で調査が行われており、本県は調査への参加人数が全国でもトップレベルです。
展示では、水生生物調査に関するパネル展示と調査の際に使用するグッズの展示を行いました。川を模した背景で調査グッズ(ライフジャケットや網、バット等)を着用して撮影するコーナーは、小さなお子様を中心にご利用いただきました。
水生生物調査には誰でも参加することができますので、ぜひこの調査を利用して、身近な川と触れ合っていただきたいことをお伝えしました。
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4.県境産廃いわてだより 第139号 2022年12月1日
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第86回原状回復対策協議会について
去る11月19日(土)に開催された現地視察及び協議会の内容についてお知らせします。
- 1 現地視察について
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汚染土壌・地下水対策が終了し、地形整形工事もほぼ終了したことから、その状況を視察しました。
表流水が東側に流下するよう、西側の県境を概ねの頂点として東側にしだいに低くなるよう整形した様子や、廃棄物掘削・汚染土壌・地下水対策によって生じたくぼ地の埋戻し、法面崩れ防止のための緩斜面化などを確認しました。
- 2 協議会について
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- (1)地形整形の進捗状況について
- 汚染土壌・地下水対策が終了した箇所から順次、地形整形工事を実施し、不法投棄廃棄物の分別作業に使用した建屋を9月に撤去しました。今後、表流水排水路への砂利敷き等を実施し、12月中に現場の地形整形を完了する予定です。
- (2)令和4年度水質モニタリング結果について
- 現場内地下水の環境基準超過及び周辺への汚染拡散は確認されていません。なお、令和5年度及び6年度も水質モニタリングを継続するとともに、水質アドバイザーを設置し、環境基準超過等が確認された場合は速やかに対応を検討する予定です。
- (3)汚染土壌・地下水対策に係る技術的評価の終了について
- 令和4年8月の水質測定結果をもって、モニタリングを行う全83地点において浄化終了判断基準を満たしました。このことから、土壌委員会における汚染土壌・地下水対策に係る技術的評価を終了しました。
- (4)原状回復対策会議等のあり方について
- 令和5年2月4日に開催を予定している次回協議会において、「原状回復宣言(仮称)」を出すことが了承されました。このことを受け、令和4年度末で協議会、土壌委員会、ワーキンググループを廃止します。
また、事案伝承、記録誌発行及び跡地利活用など原状回復後も残る課題について、県が「新たな検討の場」を令和5年度に設置する予定です。
第87回原状回復対策協議会を次のとおり開催する予定です。
日 時:令和5年2月4日(土)14:20から
場 所:二戸地区合同庁舎 1階 大会議室(二戸市石切所字荷渡6-3)
どなたでも御自由に傍聴できます。
お問い合わせ:二戸保健福祉環境センター 電話 0195-23-9219
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5.おすすめメールマガジン
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アイーナ内の各センターで、メールマガジンを発行しています。
下記ページよりお申込みができますので、興味のある分野に登録してみませんか。
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6.県内のイベント情報
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◆県内で開催されるイベント情報のお知らせ
「イワテエコ」― いわての環境情報ポータルサイトのイベントカレンダーをご覧ください。
http://www.iwate-eco.jp/calendar.html
◆いわてSDGsカフェ (毎月第3水曜日)
- 日 時:
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毎月第3水曜日 18:00~20:00
- 場 所:
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環境学習交流センターミーティングスペース(アイーナ5階)
- 対 象:
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どなたでもご参加いただけます
- 参加費:
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無料
- お申込み:
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お申込みフォームをご利用ください。
http://www.iwate-eco.jp/join/sdgscafe.html
もしくは下記までメールまたはFAX、電話で「いわてSDGsカフェ参加希望」として
①氏名 ②所属 ③当日の連絡先 ④メールアドレス
をお知らせください。
- お問合せ:
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いわてSDGsカフェ実行委員会事務局
認定NPO法人 環境パートナーシップいわて
TEL:019-681-1904 FAX:019-681-1906 email:iwatesdgs@gmail.com
- 主 催:
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いわてSDGsカフェ実行委員会
(構成 :環境パートナーシップいわて/岩手県環境保全連絡協議会/リコージャパン株式会社 岩手支社)
- 協 力:
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INS - SDGs研究会
ショートプレゼン「ぺちゃくちゃ」に参加しませんか?
「ぺちゃくちゃ」とは?
講演者は、1枚あたり20秒で自動的に切り替わるスライドを20枚使ってプレゼン!
なぜこの方式にするかというと、長々としゃべって結局何が言いたいかわからないプレゼンテーションにしないため。SDGsカフェでは、毎回「ぺちゃくちゃ」の時間をとります。
プレゼン参加の方へ
「1枚あたり20秒で自動的に切り替わる20枚分のスライドショー」をUSBに入れて持参ください。PC持ち込みも可。
SDGsに関することでもそうでないことでも、今、誰かに伝えたいことならなんでも大歓迎です。※パワーポイントで作成されると便利です。
◇お知らせとお願い◇
新型コロナウィルス感染防止対策を行いつつ、オンラインと会場の同時開催を予定しています。オンライン(ZOOM)参加希望の方はアクセス先URLをお知らせします。
会場で参加される方はお手数ですがお名前、住所、電話番号をお知らせ下さい。
ご協力をよろしくお願いいたします。
※環境学習交流センターの新型コロナウィルス感染症対策について
環境学習交流センターの新型コロナウィルス感染症対策として、参加の際はマスクの着用をお願いいたします。また、体温が高い場合や風邪気味の方は参加を自粛いただけますよう、ご協力をお願いいたします。
また、感染が発生した場合、ご参加の皆様に保健所等行政機関からの聞き取り調査等にご協力いただく場合がございます。連絡先(住所、電話番号)のご記入をお願いしております。
- 日 時:
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1月18日(水)18:00~20:00
- 会 場:
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環境学習交流センター・オンライン開催併用
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7.助成金情報
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◆一般財団法人ハウジングアンドコミュニティ財団令和5年度「住まいとコミュニティづくり活動助成」
「住まいとコミュニティづくり活動助成」は、ハウジングアンドコミュニティ財団の自主事業として1993年度から開始したユニークな助成プログラムで、市民の自発的な住まいづくりやコミュニティの創出、そして、地域づくり活動を一貫して支援してきました。29年間にわたる助成件数は延べ440件にのぼり、各団体の活動成果は大きな社会的評価を得ています。
市民主体の活動は、全国各地で展開されるようになり、この助成がきっかけで大きく発展した活動も増えています。
令和5(2023)年度は、今日の住まいとコミュニティに関する多様な社会的課題に対応するため、「コミュニティ活動助成」と「住まい活動助成」の二本立てとし、それぞれに対して助成を行います。皆様からの意欲に満ちたご応募をお待ちしています。
- ・コミュニティ活動助成
- 地域づくりやコミュニティを基軸にした広範な市民活動に対する助成
- ・住まい活動助成
- 住まいや住宅地、団地、マンションなどを活動対象にして今日の多様な住宅問題に取り組む活動に対する助成
- 助成期間および応募期間
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助成期間:令和5(2023)年4月1日(土)~令和6(2024)年3月8日(金)
助成金額:1件あたり120万円以内
応募期間:令和4(2022)年11月14日(月)~令和5(2023)年1月10日(火)必着
- 助成の対象となる団体および活動
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- 1.助成の対象となる団体
- 営利を目的としない民間団体(特定非営利活動法人、法人化されていない任意の団体など)。
団体として、代表責任者が明確であること、意思決定のしくみが確立されていること、予算決算を含む会計処理が適切に行われていること。
- 2.助成の対象となる活動
- 今日の人口減少社会、少子高齢化社会等を背景にした住まいとコミュニティに関する課題に取り組む市民の自発的な地域づくり・住まいづくり活動で、地域住民が主体的に関わっている次に掲げるもの。(なお、「応募要項」に活動内容の一例を掲載しています。)
社会のニーズに対応した地域活動
地域環境の保全と向上
地域コミュニティの創造・活性化
安心・安全に暮らせる地域の実現
その他、豊かな住環境の実現に繋がる活動
- 助成対象の選考
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- 1.選考方法
- 申込書(参考資料を含む)をもとに、「住まいとコミュニティづくり活動助成選考委員会」にて厳正に選考、決定します。
なお、選考の過程では必要に応じて追加資料等の提出や質問への回答を求められる場合もあります。
「住まいとコミュニティづくり活動助成選考委員会」
委員長 饗庭 伸(東京都立大学)
委 員 梅宮路子(日本ナショナルトラスト)
黒瀬武史(九州大学)
竹沢えり子(銀座街づくり会議)
山田翔太(世田谷トラストまちづくり)
渡邉義孝(風組・渡邉設計室)
松本 昭(ハウジングアンドコミュニティ財団)
- 2.選考団体数
- コミュニティ活動助成10件程度、住まい活動助成10件程度の合計で20件程度を選考する予定です。
- 3.選考のポイント
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次のような多様な観点から選考します。
- テーマ
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個性豊かな住環境の創造に貢献するものであるか、地域の課題やニーズを的確に把握し、活動の目的・目標が明解になっているか
- 先進性
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地域や社会の課題に対し、先進的で意欲的な提案・活動を行おうとしているか
- 手法
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活動を実施する手順や手法が明確になっているか、工夫されたものになっているか
- 実行性
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具体的な活動計画(活動内容や資金計画)ができているか、活動を実施するための体制や準備が整っているか
- 継続性
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助成期間終了後も継続的な活動が期待できるか、自立した活動として発展が期待できるか
- 波及性
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地域への影響力や他の地域への波及効果があるか
- 4.助成額
- 120万円以内とします。(助成額は、助成希望額通りにならない場合があります。)
- 5.選考結果の発表
- 選考結果については、令和5(2023)年3月下旬までに、応募者へ書面にて通知するほか当財団のホームページ上にて公開します。なお、選考結果についてのお問合せはご遠慮ください。
◆公益財団法人 日本フィランソロピック財団第2回「青少年の自己探求支援基金」助成
- 「青少年の自己探求支援基金」の目的
- 世界・日本の将来を担う世代の健全な成長と活躍を促すためには、自分を知り、相手の価値観、地球上の多様な価値観を理解、共有、共感できる人を育てていく必要があります。そのためには、現在のことだけでなく、過去からの学びも深め、未来への飛躍を支える思考の土台を作ること、日本人に必要なリベラルアーツの重要な一端としての「自分自身を知る、そのために自分の国自体を知る」が大切です。 受け身で「聞く・見る」、単に「検索して解決する」ということではなく、「適切なものを読む」、「自分の考えを述べる」、「他人の考えを傾聴する」というプロセスを含む学びが必要となりますが、残念ながら、今日の公教育や、進学目的の塾教育では限界があります。そこで、「自分を知る」ことを重視している教育事業に対して助成を行う基金として設立されました。
- 募集要項
- 応募にあたっては、必ず募集要項をお読みください。
- 助成対象
- 小学生から大学生までの生徒、学生を主な対象とした日本についての「学び」の機会を提供する教育事業を助成対象とします。「学び」には、自ら「読み、考え、傾聴する」を含み、学ぶ分野は歴史、思想、哲学、芸術、文学、社会科学、科学など幅広く捉えます。
※本公募では日本国内で実施する事業が対象です。
募集スケジュール
公募開始:2022年12月1日(木)
公募締切:2023年1月13日(金)17:00
採択結果通知:2023年2月下旬(予定)
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