2021年8月号 もくじ
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1.「環境学習交流センター」からのお知らせ

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◆環境学習講座

●未来に続く家づくり~リサイクル材料でつくるエコハウス工作教室Part6~

 はじめに家づくりのプロに、家づくりで大切こと、エコハウスのポイント、夏涼しく暮らす工夫、岩手県産材を使うことのメリットなどのお話しをいただきます。設計図を描いて大工さんみたいにカッコいいエコハウスを建ててみよう!

日 時:
8月7日(土)10:00~12:00
会 場:
環境学習交流センター
対 象:
小学生以上(低学年は保護者同伴)
定 員:
10組(20名程度) 要申し込み
講 師:
長澤沙織氏(長澤沙織設計室)

●太陽光独立電源~体験!さわってみよう・使ってみよう

 地球温暖化ストップ・再生可能エネルギー・おひさまくんのシステムについて(おひさまくんってなあに! 普段も使える非常用電源・独立電源システムのしくみ)

日 時:
8月22日(日)13:30~15:00
会 場:
環境学習交流センター
定 員:
15名(どなたでも)要申し込み
参加費:
無料
講 師:
薄井信次氏(第2種電気工事士・環境省カウンセラー・岩手県地球温暖化防止活動推進員)
太陽光自家発電

お問合せ・お申込み:環境学習交流センター

〒020-0045 盛岡市盛岡駅西通1-7-1アイーナ5F
TEL:019-606-1752 FAX:019-606-1753 E-mail:eco@aiina.jp

◆センター展示情報

●企業展示:株式会社青工 「地球にやさしい床暖房」温風式蓄熱床暖房「春暖治」の紹介

 夜間の安い電力を使い、電気設備容量が従来の約半分、メンテナンスが安心、タフ・堅牢・万全の安全対策を誇る「温風式蓄熱床暖房「春暖治」」を紹介します。

日 時:
7月9日(金)~8月31日(火) 9:00~19:00
会 場:
環境学習交流センター
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2.県内各市町村のごみ排出量(速報値) ~5月分~

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岩手県では、県内33市町村におけるごみの排出状況を毎月調査し、県公式ホームページ等で公表する取組を行っています。
このたび、令和3年5月分のごみ排出量(速報値)を取りまとめましたのでお知らせします。

1.令和3年5月分実績
(1)ごみ排出量
○ごみ総排出量・・・・・33,691t(前年度同月34,941t)
○生活系ごみ排出量・・・23,749t(前年度同月25,439t)
○家庭系ごみ排出量・・・20,502t(前年度同月21,828t)
○事業系ごみ排出量・・・ 9,942t(前年度同月 9,502t)
(2)一人1日当たり排出量
○一人1日当たりごみ排出量
   ・・・ 896g(前年度同月919g)
○生活系ごみ一人1日当たり排出量
   ・・・ 632g(前年度同月669g)
○家庭系ごみ一人1日当たり排出量
   ・・・ 545g(前年度同月574g)(目標値:465g/日)※県民計画・循環計画
○事業系ごみ一人1日当たり排出量
   ・・・ 264g(前年度同月270g)(目標値:250g/日)※循環計画
(3)ごみ総排出量に占める資源ごみの割合・・・ 13.7%
なお、ごみ排出量の詳細は、以下の県公式ホームページをご覧ください。
 https://www.pref.iwate.jp/kurashikankyou/kankyou/ippai/1006109/index.html
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3.環境保健研究センター新着情報

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「岩手県環境保健研究センター」では、県民の皆様の健康といわての環境を守るため、健康・環境に関する科学的・技術的拠点として、次のような業務に取り組んでいます。

  • ① 県民の皆様の健康や環境に被害のおそれがある場合の対応
  • ② 健康と環境を守るための試験検査・監視測定
  • ③ 行政の課題に対応した調査研究
  • ④ 技術支援・情報発信・研修指導

◆大気汚染を24時間監視しています

 当センターでは、県内15か所に設置している大気測定局(うち2か所は盛岡市の所有)において、自動測定機により24時間・365日、大気汚染の状況を監視しています。測定データはインターネット上で公表しており、1時間ごとの値をいつでも見ることができます。

「いわての大気環境」

http://www.iwate-taiki.jp/kanshi/mapg/index.html

常時監視している項目は、二酸化硫黄、窒素酸化物、光化学オキシダント、浮遊粒子状物質(SPM)、微小粒子状物質(PM2.5)などです。

地図(測定局配置)

 このうち、浮遊粒子状物質(SPM)の測定データの一例を御紹介します。
浮遊粒子状物質(SPM)とは、大気中に浮遊している粒子状の物質で、粒形が10㎛以下のものを言います。
今年5月8日から9日にかけて、日本列島の広範囲で黄砂が観測されました。天気予報の黄砂予測やニュース報道もありましたので、遠くの山が霞んでいる景色を覚えている方もいるかも知れません。
この2日間の「いわての大気環境」のグラフが次のとおりです。

(左:5/8、右:5/9、縦軸:SPM濃度(㎎/㎥)、横軸:時刻(1時~24時))

太陽光自家発電
太陽光自家発電

 5月8日の午前9時頃からSPM濃度が上昇し始め、9日の午後8時頃まで高い状況が続いたことがはっきりと見て取れます。一部の測定局ではなく全県的に上昇していますので、局所的な汚染源によるものではなく、広域的な汚染源(黄砂)によるものと推測できます。 「いわての大気環境」で、身近な大気環境について調べてみてはいかがでしょうか。
なお、環境省の大気汚染物質広域監視システム「そらまめ君」では、全国から大気常時監視のデータを集めて公開しており、全国各地の大気の状況を見ることができます。

「そらまめ君」

https://soramame.env.go.jp/

☆ 岩手県環境保健研究センターHPトップページ

 https://www.pref.iwate.jp/kanhoken/

☆ お知らせ・新着情報

 http://www.pref.iwate.jp/kanhoken/oshirase/index.html

☆ 環境保健研究センターへのアクセスはこちら!

 http://www.pref.iwate.jp/kanhoken/gaiyou/016273.html
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4.県境産廃いわてだより第135号

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第82回原状回復対策協議会について

現在、青森県境不法投棄現場において、汚染された地下水の浄化などに取り組んでいます。去る6月12日(土)に開催された協議会の内容についてお知らせします。

1 ワーキンググループの活動状況について
(1)跡地利活用の方向性
県において、県境産廃跡地をモデル地として、水素関連産業の可能性調査を行うことが報告されました。 跡地において太陽光発電により水素を製造し、これをエネルギー源とした電気等を、近隣の農林水産業の生産施設などで活用することを想定しています。
2021年度に立地条件等の可能性を調査し、2022~2024年度に事業実施者や需要先を探す計画です。
(2)普及啓発活動
2020年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止を考慮し、高校生を対象とした出前授業などを中止しましたが、今年度は、感染対策を取ったうえで再開を予定しています。
2 工作物の解体撤去及び地形整形について

浄化対策で設置した井戸や水処理施設などの工作物について、次の工作物を残置することを提案し、了承されました。

① 調整池*1(北、南の2カ所)
② 鋼矢板*2(地下埋設部を残し地上の露出部を原則切断する)
③ 建物下の基礎杭*2
④ 大型井戸*2(ライナープレート工法により設置した直径3.5m以上の4井戸)

主な残置理由
*1:防災機能を有するため。*2:撤去すれば地盤の不安定化の懸念があるため。

地形整形については、大きなくぼ地や傾斜地は、土砂の崩落や転落防止のため、最小限の整形を行うことを提案し、了承されました。表流水、地下水の流向に配慮し、使用する土砂は場外から持ち込まない計画としています。

3 環境モニタリング結果及び1,4-ジオキサン対策について

場内のいくつかの井戸において、1,4-ジオキサンや水銀、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素等の有害物質について環境基準の超過がみられましたが、周辺表流水等では、これらの物質の環境基準の超過はありませんでした。また、1,4-ジオキサンの浄化の進捗状況は、場内にある83本の井戸のうち、環境基準を超過しているものが9カ所、浄化継続期間中が8カ所であり、超過のうち5カ所において薬剤による対策処理中で、必要に応じて追加処理を行う予定です。

第83回原状回復対策協議会を次のとおり開催する予定です。

日 時:令和3年9月11日(土)14:20から
場 所:二戸地区合同庁舎 1階 大会議室(二戸市石切所字荷渡6-3)
どなたでも御自由に傍聴できます。

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5.おすすめメールマガジン

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アイーナ内の各センターで、メールマガジンを発行しています。 
下記ページよりお申込みができますので、興味のある分野に登録してみませんか。

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6.県内のイベント情報

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◆県内で開催されるイベント情報のお知らせ

◆岩手県立大学アイーナキャンパス・アイーナSDGs講座
日 時:

2021年4月~2022年3月までの間(開催日詳細は下欄をご覧ください)

場 所:

岩手県立大学アイーナキャンパス 学習室1(アイーナ7階)
〒020-0045 岩手県盛岡市盛岡駅西通1−7−1
いわて県民情報交流センター(アイーナ)

定 員:
当面 先着20名まで(行事内容により変動することがあります。)
対 象:

一般市民、学生、教員、行政、企業などでSDGsや開発教育に興味をお持ちの方

参加費:

無料

主 催:

岩手県立大学総合政策学部

共 催:

環境学習交流センター いわてSDGSカフェ実行委員会

協 力:

岩手県国際交流協会

8月の開催案内

〇8月25日(水) SDGsトレードオフ問題入門 ◎学習室4 18:00~

SDGsクロスワードゲームを使って、「あちらが立てばこちらが立たない」トレードオフ問題について考えます。

お申込み・お問合せ先:環境学習交流センター(アイーナ5階)

TEL:019-606-1752 E-mail:iwate.eco@gmail.com


◆いわて環境塾2021

◇いわて環境塾 第3回講座

テーマ:

カードゲームでSDGsの本質を体験しよう!

カードゲームによるワークショップを通じて、SDGsについて体感的に学び、今日からできる行動を考える講座です。

日 時:

2021年8月28日(土) 13:30〜16:00((13:00開場))

締切日:

2021年8月25日(水)21時まで  ※定員に達し次第締め切ります。

会 場:

久慈市総合福祉センター 講堂(久慈市旭町7-127-3)

定 員:

会場参加 40名  ※オンライン配信及びアーカイブ配信は実施いたしません

料 金:

無料

ジャンル:

SDGs、環境問題、人材育成

主 催:

岩手県環境生活部環境生活企画室

運 営:

いわて環境塾運営事務局(事業受託者:株式会社サンサンスターラボ)

協 力:

認定NPO法人環境パートナーシップいわて

【イベント詳細】

①対象者
・環境問題について詳しくはないけれど興味がある人
・カードゲームを体験してSDGs(持続可能な開発目標)を学んでみたい人
・岩手県内のSDGsに関する取り組みを学んでみたい人
②講座内容

・2030SDGsカードゲームを用いたワークショップでは岩手県の事例を取り入れた内容となっていますので、過去にカードゲームを体験した人でも学べる内容になっております。

・カードゲームを通じて、自らの行動が世界に繋がっているということを体験し、考え、実践できるように意識変化や行動変革を促す機会にします。

③講師紹介
・認定NPO法人環境パートナーシップいわて 理事 丸尾美由紀氏

【受講者の皆様へ】

以下の内容をご確認の上、お申し込みください。

《1》新型コロナウィルス感染症対策として
受講者の皆様が、安心・安全に受講できるように、新型コロナウィルス感染症対策として、以下のお願いをしております。

①会場の入り口にて、検温(非接触型体温計での検温の実施)にご協力ください。  37.5 度以上の体温の方は、受講をお断りいたします。

②受講時の体調面の確認をさせていただきます。咳・咽頭痛等の症状のある方は受講をお断りいたします。

③会場の入り口で必ず手指の消毒をお願いいたします。

④マスク着用でご来場いただき、受講中も必ずマスク着用をお願いいたします。

⑤会場内では、人と人との間隔を空けて受講者の席を設定しております。自由席ではございますが、設定された席以外での受講はご遠慮下さい。

⑥新型コロナウィルス感染症の状況次第では、講座の中止や講座内容の変更、全面オンラインになる場合がございます。予めご了承ください。

⑦岩手県による感染拡大地域との往来自粛の要請や受講者のお住まいの自治体から県外移動の自粛要請が出された場合は、岩手県やお住まいの自治体の要請を尊重しつつ、感染拡大の防止の観点から、運営事務局としては受講をお断りする場合がございます。

いわて環境塾2021 の詳細は以下のURLをご参照ください

https://iwatejuku.com/

◆いわてSDGsカフェ (毎月第3水曜日)
日 時:

毎月第3水曜日 18:00~20:00

場 所:

環境学習交流センターミーティングスペース(アイーナ5階)

対 象:

どなたでもご参加いただけます

参加費:

無料

お申込み:

お申込みフォームをご利用ください。https://bit.ly/2SdCPVL
もしくは下記までメールまたはFAX、電話で「いわてSDGsカフェ参加希望」として
①氏名 ②所属 ③当日の連絡先 ④メールアドレス
をお知らせください。

お問合せ:

いわてSDGsカフェ実行委員会事務局
認定NPO法人 環境パートナーシップいわて
TEL:019-681-1904 FAX:019-681-1906 email:iwatesdgs@gmail.com

主 催:

いわてSDGsカフェ実行委員会
(構成 :環境パートナーシップいわて/岩手県環境保全連絡協議会/リコージャパン株式会社 岩手支社)

協 力:

INS - SDGs研究会

ショートプレゼン「ぺちゃくちゃ」に参加しませんか? 

「ぺちゃくちゃ」とは?

講演者は、1枚あたり20秒で自動的に切り替わるスライドを20枚使ってプレゼン! なぜこの方式にするかというと、長々としゃべって結局何が言いたいかわからないプレゼンテーションにしないため。SDGsカフェでは、毎回「ぺちゃくちゃ」の時間をとります。

プレゼン参加の方へ

「1枚あたり20秒で自動的に切り替わる20枚分のスライドショー」をUSBに入れて持参ください。PC持ち込みも可。 SDGsに関することでもそうでないことでも、今、誰かに伝えたいことならなんでも大歓迎です。※パワーポイントで作成されると便利です。

◇お知らせとお願い◇

新型コロナウィルス感染防止対策を行いつつ、オンラインと会場の同時開催を予定しています。オンライン(ZOOM)参加希望の方はアクセス先URLをお知らせします。
会場で参加される方はお手数ですがお名前、住所、電話番号をお知らせ下さい。
ご協力をよろしくお願いいたします。

※環境学習交流センターの新型コロナウィルス感染症対策について
環境学習交流センターの新型コロナウィルス感染症対策として、参加の際はマスクの着用をお願いいたします。また、体温が高い場合や風邪気味の方は参加を自粛いただけますよう、ご協力をお願いいたします。
また、感染が発生した場合、ご参加の皆様に保健所等行政機関からの聞き取り調査等にご協力いただく場合がございます。連絡先(住所、電話番号)のご記入をお願いしております。

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7.助成金情報

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◆イオン環境活動助成

第31回イオン環境活動助成 公募概要
基本テーマ「里山コモンズの再生」

地域で大切にされてきた里山。しかしながら、行き過ぎた開発で荒廃したり、人手が入らずに劣化するなど、人と自然との共生関係が崩れかけています。
望ましい共生関係を、地域内外の多様な人々との連携で取り戻していく。 この「里山コモンズの再生」を通じて、地球環境の持続性に貢献する里山づくりを目指します。

里山コモンズの再生

活動分野
1 里山(里地・里川・里湖・里海を含む)の保全・維持・管理
2 植樹を含む里山の修復
3 野生動植物・絶滅危惧生物の保護
4 自然資源の利活用
5 自然環境教育
活動対象期間 2022年4月1日~2023年3月31日
応募条件

①地域の皆さまと共に実施する参加型の活動(実地を伴う活動※)を含んだ計画があること

②設立後1年以上の活動実績を有し、日本国内に窓口があること

③各種報告が速やかにできること

※ 実地を伴う活動とは、研究や書籍の出版等ではなく、屋内外で実施される参加型の活動等を指します。

応募方法

①ホームページでエントリー
②応募申請書類をダウンロード
③申請書類に必要な項目を入力の上、郵送

※ 持ち込みでの申請は受け付けておりませんので、予めご了承ください。

エントリー受付期間

2021年6月24日(木)~8月12日(木)

※ 申請書類の提出期限:8月20日(金)必着

選考方法

専門家を含む選考委員で構成された選考委員会にて審査し、採択団体及び助成金額を決定いたします。申請された金額が満額助成されるとは限りませんので、ご留意ください。

公募の詳細につきましては下記資料をご確認ください

「第31回イオン環境活動助成公募のご案内」(PDF:2.8KB)

問い合わせ先:

公益財団法人イオン環境財団 助成担当
メール : ef@email.aeon.biz
電話 : 043-212-6022

詳細はこちらのURLをご参照ください。

イオン環境活動助成 公募の詳細 - 公益財団法人イオン環境財団 (https://www.aeon.info/ef/environmental_activities_grant/)

◆公益社団法人日本ナショナル・トラスト協会
 第17期ナショナル・トラスト活動助成

希少な生きもののすみかや、将来世代に引き継ぎたい美しい風景であっても、保護区に指定されず、失われていく自然がたくさんあります。このような自然を、未来の子どもたちへ残していくため、資金を提供する(公財)自然保護助成基金と当協会が協力し、地域のナショナル・トラスト活動を支援し、重要な土地を確保していく助成制度を2005年に創設しました。
また、第12期からあらたに、トラスト活動を始める前の準備段階において、守りたい場所が誰の土地かなど、土地所有状況を調べる費用も対象となりました。ぜひご活用下さい。
地域のナショナル・トラスト活動の実践により、絶滅の危機にある動植物たちや、かけがえのない風景を残していくため、全国からのお問い合わせをお待ちしております。

募集締切
2021年8月20日(金) 消印有効
助成金額・件数
A.土地所有状況調査助成
1件あたり上限30万円
B.活動実践助成
今年度の助成金総額は400万円(助成件数は1~2件)
1団体1案件につき、最長5年間での助成総額は800万円を限度
募集要項・申請書類

以下のファイルをホームページからダウンロードしてください。

▽募集要項(pdf)
▽申請書(word)
▽提出書類の記入要領(pdf)
▽提出書類確認表(word)
過去の助成実績
▽2005年度~2020年度(第1~16期)(pdf)
主催
公益社団法人 日本ナショナル・トラスト協会
会長 池谷 奉文/東京都豊島区西池袋2-30-20 音羽ビル

◆2021年度 パタゴニア環境助成

パタゴニアは環境保護活動にのみ助成を行います。私たちが支援するグループは、問題の根本的な原因を見極め、働きかけ、そして長期的な視点で問題解決のアプローチを行なっているグループです。真の問題解決は力強い草の根活動を通じてのみ実現しうると信じており、私たちの助成金は市民のサポートによる強い基盤を創りだしているグループにフォーカスしています。
私たちは、直接行動する課題を持った、草の根で活動する小規模なグループや、自然環境を保護/回復させようとする複数のキャンペーンに取り組んでいるようなグループを支援しています。また、地域に残る生物の生息域を守ろうとする地域社会に根ざしたグループを支援しており、森の中にある1本の木、河川の支流、あるいは絶滅の危機にある野生生物の保護のための個々の戦いが、さらに複雑な問題、特に生物多様性と生態系の保護についての問題を多くの人々に提起するうえで最も効果的な活動であると考えています。測定可能な結果を出そうとしている革新的なグループや、自治体や中央政府に対して自らの法律、つまり私たちの法律を遵守するよう働きかけるグループを支援しています。
パタゴニアは株式を公開しておりませんので、株主に縛られることなく、通常の道からは多少外れているグループも支援することができます。また、私たちはそのような小さなグループを支援していくことが最も効果的だと信じています。
なお、パタゴニア日本支社の助成金は、社会変革の促進とポジティブなインパクトの拡大をミッションとする米国の非営利組織〈Tides Foundation (タイズ財団)〉を通じて実施されることになります。

私たちは以下のようなグループに助成します

・行動志向であること・計測可能であること・市民を巻き込み、支持を得ている・ターゲットと目標において戦略的に活動している・問題の根本的原因に焦点を当てている・成功が効果的に測定できる特定のゴールと目標を達成している・パタゴニアがビジネスを展開している国のうち、以下の国内を拠点に活動しているグループ:アメリカ、カナダ、日本、韓国、オーストラリア、チリ、アルゼンチン、イギリス、オランダ、スイス、スウェーデン、スペイン、ノルウェー、ルクセンブルク、イタリア、アイルランド、ドイツ、フランス、デンマーク、ベルギー、オーストリア、チェコ共和国

私たちは以下のようなグループには助成していません

・トレイルの建設またはメンテナンス、修復・ダムの改変または人間の介入による魚道の整備、孵化場プログラム・土地の購入または土地トラスト・科学的な研究(ただし、環境問題を解決しようとする特定の行動を直接支援する調査は除く)

・環境に関する会議等・寄付基金・特定の候補者を支援する政治的キャンペーン・環境配慮型建築に関連する取り組み

・自転車の啓発・プロジェクトが気候変動の解決策を直接サポートしていない限りイベントスポンサーシップ、または映画祭

上記に加えて、タイズ財団が定める以下の条件を満たす必要があります。
プロジェクトベースの申請であること※通常の管理運営経費に対する助成は対象外となります。
プロパガンダや特定の法律制定に影響を及ぼすことを意図したロビー活動の実施を目的とするプロジェクトではないこと、アメリカ合衆国以外で実施されるプロジェクトであること

申請手続き

1団体からの申請受付は1年(毎年5月~翌年4月)に1回のみとなります。助成金額は多くの場合は50万円から200万円までの範囲となりますが、申請内容によってはこの範囲を超えて助成する場合があります。

年2回申請の締め切りを設けています。

4月30日 (毎年7月以降に実施されるプロジェクト。4月に受け取ったすべての申請については7月までに結果を通知します。)
8月31日 (毎年10月以降に実施されるプロジェクト。8月に受け取ったすべての申請については11月までに結果を通知します。)
申請は、オンライン申請(CyberGrants/日本語)のみとなります。郵送、メールによる申請は受け付けていません。
助成審査結果通知は締め切り後およそ45日、助成金の振込時期は締め切り後およそ90日を予定しています。

必要事項と書類

はじめてオンライン申請をするグループは、事前の組織登録が必要になります。詳しくは下部の「申請から助成までの流れ」をご覧ください。

申請概要の入力

申請年度の貴団体全体の年間運営予算額、助成希望額をアメリカドル換算で入力していただきます。為替レートの計算のためのサイトを入力ページにて紹介しています。

アップロードが必要な書類

NPO法人等の法人格を有している場合はその認定証、法人格を有していない場合は非営利性を証明する書面 (直近の決算報告書等、及び定款)
申請書本文 (申請ページ内に指定フォーマットあり)
予算概要: グループ全体 自由書式
予算概要: 申請プロジェクト単独
パタゴニア助成金会計報告書フォームをダウンロードし、申請時に必要な項目を記入の上、アップロードしてください。必要な項目はサイト内手引きでご覧いただけます。
タイズ財団/助成前許諾フォームをダウンロードし、必要事項を記入後にアップロードしてください。
助成手続き
パタゴニア日本支社の助成金審査委員会で助成が内定したグループについては、タイズ財団を通じた助成金送金手続きを進めるにあたって以下の書類提出が必要となります。
報告義務
助成先にはパタゴニア日本支社に従った報告義務があります。 過去に申請したプロジェクトがある場合は、そのプロジェクトの短期的(1年)目標の達成度合いを審査の参考にすることがあります。
申請から助成までの流れ
1.
申請ページにて、皆様の取り組みがパタゴニアのガイドラインに沿っているか確認するために、適格かどうかを診断する質問にお答えください。
2.
グループ新規登録、または組織情報に変更があった場合は修正登録
3.
申請書作成と提出
4.
パタゴニアより審査結果通知 (各申請締め切り日からおよそ45日)
5.
助成金送金のための必要書類を提出
6.
タイズ財団からの送金・アワードレター送付をもって助成実施 (各申請締め切り日からおよそ90日)
7.
パタゴニア日本支社に従った最終報告

※ 助成金審査委員会で助成が内定したグループには、「助成までの流れ」についての詳細を直接メール送付にてご案内します。

よくあるご質問
パタゴニアの助成金プログラム担当、またはCyberGrantsのサポートにお問い合わせいただく前に「よくあるご質問」をお読みください。ご質問にすぐにお答えできるか、適切なお問い合わせ先をご確認いただけます。
CyberGrantsと申請手続きについてのテクニカル・サポートについてはサポートチーム cgsupport@cybergrants.comまでご連絡ください。
よくあるご質問にリストされていないCyberGrantsあるいは申請手続きに関連しない質問については、パタゴニア日本支社の助成金プログラム窓口 (grants.japan@patagonia.com)までご連絡ください。
プログラムのガイドラインはつねに更新されますので、新たに申請される際にはガイドラインをチェックするようお勧めします。

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